地区大会結果&近況報告(令和5年2月20日)
高校入試が目前に迫る2月20日(月)に春日部高校を訪ね、顧問の朝見先生から直近の大会結果と近況の活動の様子を伺ってきました。
直近の大会は、1月中旬に行われた東部地区新人大会です。この大会は団体戦と個人戦があり、団体戦は2複1単方式で、4月の関東大会埼玉県東部地区予選会のシード権をかけた大会になります。個人戦は、団体戦に出場しない選手のシングルスで、2年生の部と1年生の部に分かれて行われます。
【団体戦】団体戦では今回シード権がなく、春高は初日の1次リーグから出場しました。登録選手7人中、第2ダブルスに予定していた1名をインフルエンザで欠きながらも、栗橋北彩に2-1、八潮南に2-0、宮代に2-0と3連勝で順当に勝ち上がりました。
しかし、シード権獲得を目指して臨んだ2日目の2次リーグでは、不運にもインフルエンザの感染が拡大してしまい、3人が欠場する緊急事態に。残された4人で戦うわけですが、第2ダブルが組めない状況となり、ルール上、第1ダブルとシングルで2勝しないとチームは勝てないことになってしまいました。
初戦の第8シード・越谷西には第1ダブルを先取して奮戦しましたが1-2で敗れ、その後も久喜工業、越谷南に連敗して最終日の決勝トーナメントに進むことはできませんでした。4人でやりくりしながらの不慣れなオーダーの中、目標とするシード権を獲得できなかったのは致し方ないところで、4月の大会での巻き返しに期待しましょう。
【個人戦】こちらでもインフルエンザで棄権を余儀なくされる選手が出る中、初心者ながら1年生の高鹿陸(こうろく りく)君がベスト8まで勝ち上がりました。残念ながら彼もインフルエンザに罹患し、準々決勝は無念の棄権となってしまいました。
当時、春高では急速にインフルエンザが流行していて、学級閉鎖も出る事態になっていました。今回はインフル禍に苦しめられた大会になってしまいました。現部員諸君にとっては不完全燃焼の大会が続きますが、最後の1試合まで諦めることなく練習に取り組み、自己研鑽に励んでもらいたいと思います。
今年の代は、たび重なるコロナウィルスの波やインフルエンザの爆発的流行によって、なかなか満足な練習ができない状況が続いています。そんな中でも朝見先生は、疫禍の合間を縫うように、浦和高・熊谷高・川越高とともに実施する「第3回4校戦」の開催に努めてくださいました。また、実戦経験を積むため、春休みに山梨オープンに参加する予定だそうです。
【4校戦】昨年の12月18日(日)に、春高と熊高を会場として開催されました。各校でランク別に分けたA~Dの4ブロックに2複1単のチームを編成して競いました。春高はAブロックこそ2位に甘んじましたが、他のB,C,Dブロックではすべて優勝することができ、層の厚さを示しました。県下有数の公立進学校同士の交流で、選手もよい刺激を受けたことと思います。
【山梨オープン】コロナ禍でしばらく中止されていた山梨オープンが、今年は開催されることになり、3月末に団体戦のレギュラーメンバーが遠征する予定です。どうしても対外試合の経験が乏しくなりがちな現世代ですが、今回の遠征は貴重な実戦の場になることと思います。より高いレベルでの接戦を数多く経験することで、4月の大会に向けてとくにメンタル面での強化に繫がることを期待します。(文責:飛永)