現役訪問6~新人県大会を控えて

11月22日(水)から25日(土)の4日間、上尾運動公園体育館において待ちに待った新人大会の県大会が開催されます。我が春日部高校の選手は、大会2日目となる23日(木・勤労感謝の日)にダブルス3ペア、24日(金)のシングルスに1名が出場します。

そこで、11月12日(日)の午後に大会前の様子を取材してきました。

この日は春日部東高校との練習試合が組まれていました。春高の体育館全面の8面を使用して、シャトル打ちでウォーミングアップをしたのち1時30分ごろから一斉にゲームが開始されました。

【写真】右上:整列して挨拶する春高の選手たち

  右下:試合進行の説明をする小池先生と相手の春日部東の選手たち

左:8面を使っての練習試合は壮観な眺め

両校ともに24名の参加者で、最初はダブルスから。双方とも12ペアをつくり、3ペアを1グループとして4つのグループに分け、各グループごとに2面を使って次々にゲームをこなしていくという形式でした。全体的な層の厚さは春高の方が上回っていたようで、ほとんど春高のペアが勝っていました。

顧問の小池先生は開始前の選手への注意で、「県大会はトーナメント方式だから一回負けるとそこで終わってしまう。だから、最初から全力でスタートできることが大事。今日も最初の試合から全力を発揮できるように心掛けること」と訓示されていました。その点は実践できていたのではないかと感じました。

練習試合の合間を縫って、県大会に出場する選手に意気込みを訊いてみました。

丘咲くん「まず県大会で1勝したいです。そのあとはベスト16が大きな目標」

高鹿くん「初めての県大会での試合なので、その舞台を楽しみながら1勝したい」

松本くん「地区予選でかなり集中していい試合ができたので、県大会でもその集中力を継続して頑張りたい」

岡田くん「(気持ちの面で)芯を強く持っていい試合ができるように頑張ります」

ときに頼もしく、ときにシャイな表情を浮かべながらも、それぞれ自分の言葉で抱負を語ってくれました。健闘を期待したいと思います。

その後、3時頃から各グループごとにシングルスに入りました。練習試合は5時頃まで続き、かなり試合数を消化することができたので、普段は公式戦に出られない選手にもよい経験の場になったことと思います。

先月の中間考査のあとから、越谷南や越谷東をはじめとする東部の強豪校と意欲的に練習試合を組んで、調整に励んでいます。ここにきてインフルエンザの流行や怪我の影響もあり、今日は数名の欠席者や見学者もいましたが、貴重な大舞台なので少しでもよい準備をして実力を出し切ってほしいものです。来春の大きな目標に向かって、収穫の多い大会になることを願っています。

頑張れ、現役諸君!

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