3月23日(日)、25日(火)の2日にわたって、元ナショナルチームA代表のコーチをされていた中西洋介さんが来校し、春高の選手たちに特別指導をしてくださいました。その様子をお伝えします。

 [写真右]中西臨時コーチ(右)と、招聘にご尽力いただいた関根務副会長(左)。お二人は上尾高校時代の監督と選手でした。

【初日(3月23日)】
 予定通り13:00に練習開始。全員集合して最初の挨拶を交わしました。部員たちは、これからどんな練習になるのだろうと少々緊張した面持ちです。フットワーク、基礎打ち等のウォームアップを短めにして13:20頃から中西さんのメニューによる練習が始まりました。2度の休憩を挟みながらパターン練習や手投げノックによる部分練習を約2時間半。部員たちはみっちりと濃厚な時間を体験しました。
 今回は、教わった練習メニューを紹介することに力点を置いて、記録としてリポートしたいと思います。

①短い距離でのドライブとプッシュ
 コートの横幅を使用。ネットに平行に2人1組で立ち、対面で構えて短い距離でドライブを打ち合う。ラケットを下げないように気をつけながら、ラケット面を立てたまま打つラケットワークを養う。
 同様に2人1組でプッシュとレシーブのラリーを続けながら、上からプッシュするときにラケットが下がらないように、レシーブの時にはどのようにラケット面を作るかを意識しながら打つ。

②4人でシャトルを順につなぐ
 コートの半面を使用。四隅に4人が立ち、シャトルを床に落とさないように順に繋いでいく。90度横の相手にシャトルを送るラケット面の作り方を考えながら行う。

③2対1でスマッシュ&レシーブ(規則
 コート縦半面を使用。2がトップ&バックで規則的にスマッシュ&ヘアピン、1がそれをレシーブする基本的パターン練習。簡単にミスをしないで長くラリーを続けることが肝要。

④4対2で4人が攻撃、2人が守備
 全面を使用。前衛2人、後衛2人の4人が攻撃を続け、2人が守備をする基本的練習。

⑤手投げトスノックでドライブレシーブ
 縦半面を使用。トスされたシャトルを上げずに低いドライブで打ち返す練習で、レベルアップを図るためには春高の選手たちにとても必要な技術。やはりラケット面の作り方や腕の使い方の工夫が求められる。

[写真]左:4対2のフリー 右:バックハンドのドライブ・レシーブをトスノックで

⑥同(手投げトスノック)バックハンドレシーブ3本連続
 縦半面を使用。腰あたりのトス2本、肩口あたりのトス1本を連続して低いドライブレシーブで返球する。ダブルスの場面をイメージしながら攻撃的な気持ちで強く打ち返す。

⑦同フォアハンドレシーブ
 縦半面を使用。⑤のフォアハンド側の練習。

⑧同サイドライン際レシーブ
 全面を使用。フォア側でスマッシュのシャドースイングをしてから反対側のサイドライン際の球をレシーブする。

⑨同全面クロスネット
 全面を使用。フォアの奥でシャドースマッシュ
→対角線に走ってバック前のトス球をクロスにヘアピン
→バック奥でシャドースマッシュ
→対角線に走ってフォア前のトス球をクロスにヘアピン

[写真]左:自らクロスヘアピンの手本を示す中西コーチ

右上下:ラケット面の作り方を学ぶ部員たち

 ここまでの練習で、気づけば16:00少し前。その後、約1時間のダブルスゲーム。中西コーチは対戦相手やペアを替えながらずっとコートに入りっ放しで、7ゲーム連続して相手をしてくださいました。途中、ペアの位置取りや狙うコースなどの具体的にアドバイスを受けながらのゲームで、選手たちにはとてもためになるゲーム練習だったと思います。

[写真]左:中西コーチも入ってのダブルスのゲーム

右上下:ゲーム中に二人の立ち位置や構えについて指導する中西コーチ

 クールダウンが終わって最後の挨拶で集合。中西コーチはとくに「シャフトの位置」と「ラケットの構え」を注意しながら練習することを強調されていました。部員たちも大いに刺激を受けたようすで、2日目の練習に向けてモチベーションが高まっていったようです。

 初日の報告はここまで。