皆さん、こんにちは。前記事でもお知らせした通り1/17、20、24と、東部支部大会団体戦と並行して個人戦も行われました。団体戦メンバー以外の全選手が2年生はA、1年生はB、に分かれてのシングルス大会です。(観戦記2・35期小髙)
結果から申し上げますと、
[シングルスA] 優勝=城くん 準優勝=田坂くん ベスト4=河野くん
ベスト8 髙橋くん、水田くん、ラッドくん
[シングルスB] 優勝=金くん
つまり、団体戦、個人戦A,Bの全てで優勝を勝ち取りました。おめでとう!
【写真】左:A優勝・城くん「嬉しいです」 右:B優勝・金くん「今日はいろいろ決まりました!」
2年生のカテゴリーA(約120人参加)では 最終日、ベスト8から試合が進んだのですが、河野君対髙橋君、水田君対田坂君という2つの同校対決からスタート。
直前練習でも準々決勝への闘志を語っていた髙橋君でしたが「悔しいですね」と敗戦の弁。しかし、部内戦も含め今後もリベンジの機会が普段の練習の中にある事を投げかけてみると、強い口調で「はい、そう思います、頑張ります。」と前を向いていました。
ラッド君は越谷南の選手にファイナルあと一歩、1点、2点の差で敗れた。ここを勝てば城くんとの準決勝が待っていたのですが、最後の所で惜しかった。ラッド君はフォームもきれいでキレのある攻撃やラケットさばきも良いので、勝負強さや配球の工夫次第で伸びしろが最も大きい選手の一人ではないかと、私は思っています。この日も敗戦後アドバイスを求めにやってきて、少々落ち込んでいましたが髙橋君同様、今後まだまだ多くのチャンスと伸びしろのある事を感じ、頑張りますと、やはり前を向いていました。
水田君は田坂君に競る場面も多くありながらも、あと一歩でファイナルゲームに持ち込めなかった。こちらもまた同校対決での敗戦に悔しさアリアリでした。「行けると思ったし、もうちょっとでしたが・・・」との事でした。
準決勝は、河野君対田坂君、城君対越谷南となり、田坂君と城君が決勝に駒を進めました。
河野君はいいラリーの応戦で、前後にもあきらめずに動いて粘って互角のラリーが続いていたのですが、2ゲームとも田坂君に逃げ切られてしまいましたね。よく頑張っていたと思います。
いよいよの決勝は、城君と田坂君でした。戦う前に聞いてみると、城「いつものように・・。頑張ります」田坂「チャレンジャーで向かっていきます」とのことでした。
1ゲームを田坂君が先手先手でとりましたが、2ゲーム目の途中からでしょうか、城君がエンジンかかってきたような気迫や攻撃が観られました。それまでは見ているというか、やや受け身な城君でしたね。田坂君は丁寧にいろいろな球を出せていましたが、足がつっていた部分もあったようで、すこし動きが鈍ってきた感じがありました。勝ち上がりで城君より少々厳しいラリーも多かったせいかもしれません。
(余談ですが、両者1,2度大きく床で足を滑らせる場面もあり、心配なシーンでした。アスカル幸手体育館はかなり滑るようで、股関節や靭帯にケガを負わないように願わずにいられません。)
城君の見事な優勝でした。
【写真】左:A決勝の城君(左)対田坂君(右) 中:A準決勝の河野くん(左)対田坂くん(右)
右:B決勝ファイナルゲーム15-14の金くん(右)
1年生のシングルスB(約250人参加)では金くんが優勝しました。
ベスト8に勝ち残っていたのは1年生では金くんだけでしたので、今日は応援に回った仲間たちも、2年生の先輩たちの同校対決や惜しくも敗れた悔しそうな先輩たちを見て、今後の努力を胸に誓った事でしょうね。
金くんは、いかにも体幹が強く強い球出しが特徴的。クロスショットも積極的に用いたり、短いラリーで切る攻撃力もあり、今後も楽しみですね。防御力やつなぎの丁寧さがさらに向上すると、益々上に行きそうだなと感じますね。
団体戦メンバーではなくとも、もちろんみんなで戦っている。春高体育館でともに練習をしてきた仲間が応援してくれる。部内戦もあり競い合い、上位を誰もが狙い、いつでも上に行くことができるし、充実した厳しくも文武両道を謳歌できる。是非とも、高めあって頑張りましょう。体調管理にも気をつけましょう。
次回の個人戦は会長杯ダブルス大会で、全員にカテゴリー別でチャンスがありますね。応援しています。