東部支部大会(令和7年・団体戦)

 1月17日(金)・20日(月)・24日(金)の3日間で東部支部大会が行われます。春高の団体戦(2複1単形式)は上位8強にシードされているため、第2日目の今日20日からの登場です。毎日興業アリーナ久喜で、ブロック内1位突破をかけての草加西戦を観戦してきました。

●団体戦Bブロック
 草加西、開智未来、越谷西と4校総当たりのリーグ戦です。1試合目は実力校・越谷西戦で、シングルの栗原くんがファイナルの延長ゲームまでもつれ込む接戦となりましたが、何とか競り勝ってまず1勝。2試合目の開智未来戦も2-0で順当に勝利を収めて、いよいよ本日一番の難敵・草加西との決戦です。

 第1ダブルは岡田・安藤ペア。第1ゲームを取り、第2ゲームは序盤リードを許しますが徐々に追いつき、逆転でストレート勝ち。続くシングルの栗原くんは、相手のエースに粘り強くラリーを続けて第1ゲームを21-19でからくも逃げ切り。2ゲーム目も追いつ追われつの展開になりましたが、10―11で折り返してから徐々にリードを広げ、最後は21―17で退けました。

 草加西は昨春の関東大会地区予選で苦杯をなめさせられた因縁の相手。あのときの屈辱をなんとしても晴らしたい一戦だっただけに、勝利が決まった瞬間はベンチも観客席も蜂の巣をつついたような騒ぎで大喜び。しばし勝利の余韻に酔いしれました。

【写真】左:粘り強く草加西とのシングルを戦う栗原くん
右:相手のミスでマッチポイントをとりきり、勝利に沸く瞬間

 とくに強く印象に残ったのが、栗原くんが第2ゲームの20点目を決めたとき。速い展開から強烈なスマッシュを打ち込んで大事な一本をとりました。接戦を勝ちきるのに必要なのは、自分から攻めを仕掛ける強い気持ちです。最終盤の苦しい場面で積極的に攻めに出て強いショットを決めたところに、昨秋からの成長を感じました。ちょっと逞しくなったかな。

 今日の勝利で、2複1単のオーダーにも自信を持てたことでしょう。どこが相手でも、自分たちはこのオーダーで勝負するんだというチームとしての意思統一がとても大切だと思います。それがプラスアルファの団結力を生みだしてくれるものです。「団体戦は、腹を決める! 迷ったら負け」

 これで、最終日(会場はアスカル幸手)には上位4校によるトップリーグに勝ち進みました。今日の勝利に満足することなく、当然油断することもなく、前回負けた越ヶ谷に雪辱し、第1シードの久喜北陽も破って、てっぺんを獲ってほしいと思います。これからが本当の力試しですよ。頑張れ、春高生!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

OB会

前の記事

加藤勝新会長ご挨拶